WEBがあることでつかめるものは
今の生活を振り返ると、つくづくWEBなしでは成り立たなくなったと痛感します。平日は朝7時前からパソコンの前に座り、午前中ずっとパソコンと向き合ったまま、キーボードの入力作業に明け暮れます。けれど、その合間にちょっと気分をリフレッシュしようと考えっぱなしの頭に与える休息といえば、あちこちのサイトを見て回り、気になる情報のニュースをチェックしたり、インターネットショッピングサイトでおいしそうなものを探すことなのですから、ここでもまったくWEBから離れることなく気分転換を図っている自分がいることに気づきます。ことほどさようにインターネットというものは便利であり、また楽しいものであると思います。便利なものというのは、かなりの頻度で生活の中に根を下ろしますが、そこに楽しいという要素が加われば、まさにこれは鬼に金棒と言っていいでしょう。楽しみながら便利に何かがができてしまうというのは、考えてみれば非常にいい状態であると言えます。そうやって過ごす時間の多くは、あっという間に過ぎていったと脳が感じるフローの状態であり、この時間が長く続いても、人は疲れを感じにくいという特性があります。WEBを利用して仕事をしている時間は、長くなればなるほど疲れも感じますが、その合間に息抜き的な作業を入れることにより、長続きしやすい環境を整えていってくれているのだろうと思います。それこそが、これほどまでに生活に浸透した、真の理由かもしれないと思うのでした。